顔出し無しでyoutubeしてみたいな
VTuberになるには何から始めたらいいんだろう?
必要な機材は?
費用はどれぐらいかかるんだろう?
こういったお悩みを解決します。
この記事では事務所を通さず個人で、いっさい顔出しせずにyoutubeを始められる「VTuber」のはじめ方を、全く発信したことのない超初心者の方にも理解できるよう5ステップにまとめて解説していきます。
誤解を生むといけないので説明させていただきたいのですが、ここで言うVTuberとは、世間一般の人々がイメージする、アイドルのように振る舞ってファンをつけるVtuberと言うよりは、バーチャルキャラクターを使用したyoutuberという意味です。
VTuberには匿名性があり、プライバシーを守ることができます。
それにキャラクターも自由に設定でき、「なりたい自分」になってファンと繋がれることも可能です。
興味がございましたらVTuberになるメリットを更に詳しく解説している別の記事がございますのでこちらもご覧ください。
誰でも自由に発信できる現代において、SNSは生活に欠かせないツールとなっています。
なんでもない「普通の一般人」がyoutubeを通して、好きなことを自由に発信することも珍しくなくなってきました。
その反面、youtubeを自分でもしてみたいと考えているものの、さまざまなSNSの問題を恐れるあまり、行動できない方も多いのではないでしょうか。
例えば、容姿への誹謗中傷、顔が知られることにより住所特定され嫌がらせを受けたりなど。
デメリットばかり目立つことで、「最初からyoutubeなんて始めなければ良い」なんて考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし本当にそれでいいのでしょうか。
せっかく始めたくなったyoutube
上記のような理由で諦めてしまうなんて非常にもったいないです。
実際に上で挙げた問題点はVTuberなら解決できます。
ステップ1:ジャンルを決める
まずはVTuberになって発信するジャンルを決めましょう。
ゲーム実況、歌配信、雑談など王道ジャンルから顔だけV(部位)チューバーになって得意なことを発信することでも大丈夫です。
youtubeのチャンネルを伸ばしやすいジャンルもあることにはありますが、ここでは「自分の好きなこと」を発信するチャンネルとしてジャンル選定をしていきましょう。
なぜ「自分の好きなこと」を発信するのかというと、自分の好きなジャンルのほうが継続しやすいからです。
youtubeをするにあたり、多くの人が直面する「継続できない」という問題があります。
仮にあなたがプラモデル作成が好きだったとします。
そして料理に全く興味がないのに、流行っているからと言って料理の配信をするのは継続しにくいと思いませんか?せっかくyoutubeを始めても継続できなければ自分の存在を認知されません。
自分の興味のあること、楽しいと感じることを発信していきましょう。
とは言ったもののyoutubeは趣味ではなく、ちゃんとyoutubeチャンネルを伸ばしてある程度稼いでいきたいと考えているのであれば、
こちらのジャンル選定の考え方の記事をご覧ください。
ステップ2:自分の分身となるアバターを作る(2Dモデルか3Dモデル)
VTuberをするにあたり必ず必要になってくる自分の分身である、アバターを手に入れましょう。
ここのフェーズは自分がなりたいキャラやカッコいい、または可愛いアバターを作成していくので一番ワクワクしますね。
このアバターですが、まずは2Dモデルか3Dモデルかを選択しなくてはいけません。
VTuberについて調べてみたけど、
2Dモデルとか3Dモデルがあってややこしそう、、
なんで2種類もあるの?
ややこしいやんねぇ
でも大丈夫!2Dと3Dにはそれぞれ
メリットとデメリットがあるから、
自分のやりたいことに合ってる方を選ぶといいよ!
※ここで一つ注意点をお伝えさせていただきます。
アバター作成時、なるべく緑色のデザインは使用しないことをおすすめします。
理由としては、撮影方法によって「クロマキー合成」という緑色の背景を透過する機能を使用する場合があるのですが、その時一緒にアバターの緑色部分も透過されてしまうことがあります。
上の画像のように、緑色部分が透過して床の茶色部分が映ってしまっています。
2D、3Dモデルを作るとき、是非気を付けていただければと思います。
2Dモデルとは?
さて、ここで2Dモデルと3Dモデルの特徴について解説させていただきます。
2Dモデルとは下画像のようなモデルのことです。
アニメのキャラのようなモデルで、表情のバリエーションが豊かな分、動画や配信を視聴してくれる人に感情が伝わりやすいという特徴があります。
表情に動きをつけるために細かくパーツ分けする必要があるため、作成するのにある程度の技術や知識、作業時間が必要になってきます。
その分表情が豊かなのでアイドルのようなタレント性のある強みを生かした路線で発信していきたい方やゲーム実況、雑談配信など、トーク中心のコンテンツ(動画)配信と相性バッチリです。
キャラクターの表情を細かく見せたいというこだわりがある方は、2Dモデルを選択するといいでしょう。
2Dモデルのデメリットは身体や顔を90°横向いたり、360°回転したりするのには向いていないということです。
腕を動かしたりすることは出来なくはないですが、パーツ数が多くなり作成する難易度が高くなります。
2Dモデル作成の流れ
- アバターのイラストを用意する
- イラストを動かせるようにする
2Dモデルの作成は自分で作るか代金を支払って制作を依頼する、販売されているモデルを購入するのどれかになります。
僕個人の意見としては初心者にとって、イラストを描いて動かすまでのハードルは高いと感じております。(実際イラストを描いたり、動かすソフトをダウンロードしましたが僕にとっては難しかったです、、笑)
イラストを用意すると言っても絵を描くのが不得意な方も多いはず。
そのような方はイラストを描ける人に注文しましょう。
下記はイラストキャラを描いてくれて、尚且つそのキャラクターを動かすところまで一貫して行ってくれるサイト集に飛べます。ここだけで自分のアバターを手に入れることができます。
「アバターを作ってくれるサイト」までジャンプする
自分でアバターを作成したい方は「2Dモデルを自作する場合」までジャンプしてください
3Dモデルとは?
イラストを立体化したモデルで、2Dモデルと違い奥行があるため上下左右360°全て動かせることができます。
2Dモデルと比べて表情の表現が乏しいと思われがちですが、3Dでも喜怒哀楽の表現ができるのでそこまで気になるようなことはありません。
実際に僕は3Dモデルを使用しているのですが、専用アプリを使って様々な表情を表現することが出来ています。
3Dモデル1つ持っていればポーズを自由自在に変えることができるので、youtube動画や配信だけでなく、サムネに使用したり、メタバース空間で使用出来たり使用用途は様々です。
下の画像は僕の別ジャンルのyoutube動画のサムネです。
こちらもポーズを決めて簡単に作成することが出来ます。
3Dモデルも、2Dモデルと同様に自作するか、作成を依頼するか、販売されているモデルを購入するかを選択します。
自作される方は「3Dモデルを自作する場合」までジャンプしてください
制作を依頼する方や販売されているモデルの購入を検討されている方は、下記にアバターを作ってくれるサイトを記載させていただいているのでご覧ください。
アバターを作ってくれるサイト
ココナラ
ココナラは個人のスキルを販売している日本最大のスキルマーケットです。
イラスト作成以外にもさまざまなスキルが販売されているので、ココナラを開いたら画面下にある「探す」をタップして「VTuber」と検索するとクリエイターが販売している商品(サービス)が出てきます。
お気に入りのイラストがあればクリエイターに依頼してみましょう。
※ココナラは2021年4月以降に購入者側にもサービス手数料5.5%が適用されます。
(10,000円の商品を購入する際、購入者側は10,550円支払うことになります)
SKIMA(スキマ)
SKIMA(スキマ)は個人のクリエイターにイラストを依頼することができます。
また、依頼だけでなくすでに完成された作品も出品されているので、完成された作品は依頼した作品より安く購入出来たりもします。
SKIMAもココナラ同様、すでにVTuber用にイラストをパーツ分けして動かせる仕様のものもあり、クリエイターに質問や細かな指示もできるので、是非相談だけでもしてみましょう。
nizima(ニジマ)
nizima(ニジマ)もSKIMA同様、個人のクリエイターに依頼できるサービスです。
※Live2Dとイラストのみ
nizima(ニジマ)は商品ページにアバターの動きがわかるyoutube動画を載せているクリエイターもいるため、どういったアバターなのかイメージしやすいのが嬉しいですね。
BOOTH(ブース)
BOOTH(ブース)はデジタルデータだけでなく個人がグッズ販売なども行っている創作物の総合マーケットプレイスです。
もちろんイラストやVTuber用の2Dアバター、3Dアバターも販売しています。
中には無料で配布しているクリエイターもいますので、お試しで使用してみたい人は無料で入手してみるのもおすすめです。
購入する前に使用説明欄をよく読み、アバターをyoutubeやSNSなどで使用する際は著作権などの使用上のルール、権利を遵守しましょう。
もしyoutubeなどで使用していいのかわからない場合は、クリエイターに直接聞いてみましょう。
アバターを入手したらステップ3の「アバターに自分の動きをトラッキングさせる」にジャンプしてください
2Dモデルを自作する場合
- イラストを描く
- ツールを使ってイラストを動かせるようにする
イラストを描くツール
Photoshop(フォトショップ)
フォトショップは多くの有名クリエイターが使用しているツールで、イラストが描けるだけでなく、画像や写真を編集する機能が多く備わっています。
youtubeに欠かせないサムネの作成も、フォトショップの機能を使ってプロ並みに仕上げることができるので一石二鳥ですね。
金額については各プランがございますので、Photoshop公式ホームページでご確認ください。
MediBang Paint(メディバンペイント)
MediBang Paint(メディバンペイント)は一部有料プランもございますが、基本無料で利用することができます。
実際、僕の妻もyoutubeやブログ用にイラストを描くときに利用していますが、無料プランでも十分活用できています。
メディバンペイントはパソコンとiPadどちらでも利用できます。
お持ちのデバイスでダウンロードしてみてください。
自分で描いた2Dイラストを動かせる状態にする。
イラストが用意出来たら次は、そのイラストを動かせる状態にします。
動かせる状態にするには、目や鼻、口、腕など細かくパーツ分けをし、イラストに表情やモーションを付けていく作業になります。
「Live2D Cubism」をパソコンでダウンロードする
使い方については、公式のLive2D Cubism Editorチュートリアルサイトが動画付きで詳しく説明してくれてますので、ぜひご覧下さい。
Live2D Cubism Editorチュートリアルサイトはこちら
3Dモデルを自作する場合
3Dモデルを自作する場合は初心者でも簡単に作成できるツールがあります。
僕のアバターもほぼこのツールで作成したものです。
VRoid Studio(ブイロイドスタジオ)
VRoid Studioはアニメイトホールディングスの子会社でもあるピクシブ株式会社が無償で提供している3D作成ツールです。
作成できるモデルは人型のみとなりますが、素人でも比較的簡単にモデルを作成することもできるので、無料でクオリティの高いモデルを作成したい方に大変おすすめのサービスです。
VRoid Studioで作成した3Dアバターはデフォルト(初めから)で動かせる仕様になっているため、このツールひとつあれば細かな設定などは必要ありません。
ステップ3:アバターに自分の動きをトラッキングさせる
アバター入手おめでとうございます!
次はステップ3でアバターに命を吹き込む作業に入ります。
命を吹き込むには準備できたアバターと自分の動きをリンクさせなければいけません。
ここで必要になってくるのがトラッキングソフトです。
トラッキングソフトとは、自分自身が瞬きをすればアバターもリンクして瞬きをしたり、腕を上げれば同じように腕を上げたりと動きをデジタルデータ化できる技術のことです。
トラッキングソフトは3Dモデルを動かす場合モーションキャプチャとも言います。
モーションキャプチャには顔の表情だけトラッキングできるものもあれば、頭からつま先まで全身のフルトラッキングできるもの、パソコンのみでできるものからスマホやwebカメラを使用するものなど多岐にわたります。
それぞれメリット、デメリットがあるため用途にあったツールを使用するようにしましょう。
2Dと3Dそれぞれのおすすめトラッキングソフトがあります。
「3Dモデルを動かすモーションキャプチャはこちらからジャンプしてください
2Dモデルを動かすトラッキングソフト
nizima LIVE(ニジマライブ)
nizima LIVEとは、2Dモデル作成時に使用したソフトLive2D Cubismの制作会社、Live2D株式会社の公式ソフトです。
公式だけあってトラッキング制度も良く、Windows、mac OS、iPhoneにも対応しています。
残念ながらスマホのAndroid版はありませんが、iPhone版はあるのでパソコンとiPhone両方で使えるのは嬉しいですね。
一部機能を使用する分には無料でお試しいただけますが、商用利用する場合は有料版を使用する必要があります。個人、小規模事業者向けプランの場合、料金も月額550円(年契約だと20%OFF)でリーズナブルです。
これからVTuber活動をされる方は有料プランは必須条件となりますので、登録しておきましょう。
iPhone版は「nizima LIVE TRACKER」となります。
nizima LIVEがインストールできたら次は撮影方法をお伝えします。
パソコン版をインストールされた方は「パソコンで撮影するには」までジャンプしてください。
VTube Studio(ブイチューブスタジオ)
VTube Sutudioもnizima LIVE同様Windows、mac OS、スマホに対応しています。
VTube StudioはスマホのAndroidにも対応しているのでiPhoneを持っていない人にはおすすめです。
基本無料で使用できますが、ロゴを消したりスマホをカメラとして使う場合、商用利用する場合などは課金しなくてはいけません。
VTube Studioを使うにはSTEAM(スチーム)をダウンロードしなければいけません。
STEAMとは世界で最も利用されているデジタルゲームの配信サービスストアです。
VTube Studioの公式サイトからSTEAMをダウンロードしてください。
STEAMからVTube Studioをダウンロードする
STEAMがインストールできたら、STEAMアカウントを作成します。
アカウント作成後、画面右上の検索窓から「vtube studio」と検索します。
「VTube Studio」が出てきたらクリックしましょう
「無料」を選択するとダウンロードが始まりライブラリに追加されます。
ライブラリに追加されたら「今すぐ使う」を選択します
インストールを選択します
これでVTube Studioが使えるようになります。
VTube Studioがインストールできたら次は撮影方法をお伝えします。
スマホでの撮影はスマホ版VTube Studioのアプリ内で撮影できます。
パソコン版をインストールされた方は「パソコンで撮影するには」までジャンプしてください。
3Dモデルを動かすモーションキャプチャ
Webcam Motion Capture(ウェブカムモーションキャプチャ)
Webcam Motion Captureは高額なトラッキングデバイス無しで頭や顔のトラッキングはもちろん、ハンドトラッキングまで出来る優れたソフトです。
海外サイトですが日本語対応もしており操作も簡単です。
サブスクリプション制で、使用するには月額199円かかると公式サイトには記載されていますが、レートの関係で実際は300円前後で利用できます。(2024年2月現在)
Webcam Motion Captureをパソコンにインストールできたら次は撮影方法をお伝えします。
「パソコンで撮影するには」までジャンプしてください。
LuppetX(ラペットエックス)
Luppet Xは買い切り価格6600円で利用できるモーションキャプチャです。
6600円ってちょっと高すぎない!?無料でモーションキャプチャ出来るなら無料のソフトを使いたい!と思われた方もいらっしゃるかと思います。
そのお気持ちわかります!
ですが、僕が実際パソコンでトラッキングする場合はこのLuppet Xを使用しています。
なぜかと言うとこのLuppet Xはパソコンの負荷が少なくて、動きも滑らかなんです。
僕の使用しているパソコンはスペックがかなり低く、Luppet X以外のソフトだと動きがかなり遅いんです。
ですがこのLuppet Xはスペックの低い僕のパソコンでもスムーズに動いてくれます。
Webcam Motion Captureとは違い、手のトラッキング機能は最初から付いていないですが、手の動きを感知してくれるLeapMotion(リープモーション)を使用すれば、かなりクオリティの高い動きをしてくれます。
しかも買い切りなので約2年もすればWebcam Motion Captureの金額をペイできます。
動きのクオリティも高く、買い切りで6600円はかなりお買い得だと思います。
Luppet Xをパソコンにインストールできたら次は撮影方法をお伝えします。
「パソコンで撮影するには」までジャンプしてください。
VseeFace(ブイシーフェイス)
Vsee Faceは完全無料で利用できるモーションキャプチャです。
とにかく無料で使いたいという方はVsee Faceがおすすめです。
動きはやはり有料のWebcam Motion CaptureやLuppet Xには劣りますが、ある程度のスペックのパソコンだと問題なく動作します。
こちらもLuppet Xと同じでLeapMotionを使用すれば手のトラッキングも可能となります。
Vsee Faceをパソコンにインストールできたら次は撮影方法をお伝えします。
パソコンで撮影するには
自分自身の動きがアバターにトラッキングできるようになれば、次は撮影に入ります。
パソコンで撮影するには「OBS」という配信ソフトを使用します。
OBS(オービーエス)
OBS(Open Broadcaster Software)は写真や動画といった映像や音声BGMなどを統合させ、一つの動画にしたり配信できるソフトです。
上の画像シーンは、iPhoneの画面をパソコン上で写し、右下のKZアバターがiPhone画面内にあるブログの説明をしている場面です。
この場合、iPhoneの画面をOBSに反映させつつLuppet Xの画面も映しています。
上の画像のように背景を変えて配信したり、録画撮影することもできます。
今回はLuppet Xを使用していますが、他のモーションキャプチャでも同じように利用できます。
OBSの使い方を詳しく解説した記事はこちらをご覧ください。
下のボタンからOBS公式サイトに移動してダウンロードしてください。
「3Dモデル用」スマホ(iPhone)でモーションキャプチャをする場合
スマホ(iPhone)でモーションキャプチャするには専用のアプリを使います。
パソコンをもっていなくてスマホでお気軽にトラッキングしたいという方にはとてもおすすめです。
作った3DアバターをスマホでモーションキャプチャできるOSはIOS(iPhone)のみとなります。
Androidスマホ単体だけに対応している3D(vrmファイル対応)のモーションキャプチャはないのですが、ソニーのモバイルモーションキャプチャ「mocopi」があればAndroid版のアプリが使えます。
mocopiに関しては後述させていただいていますので、「mocopi」まで読み飛ばしてください。
話を戻しまして、僕はパソコンとスマホで使い分けていますが、比率的スマホで撮影しているほうが多いです。
なんてったって楽なんです!スマホでアプリを開くだけでモーショントラッキングできてしまうんですからね。ぜひお手持ちのiPhoneで試してみほしいです。
それではスマホ(iPhone)で使用できるアプリを紹介させていただきます。
vear(ベアー)
vearはvrmファイル形式の3Dアバターを使ってトラッキングできるiPhone専用のモーションキャプチャです。iPhoneユーザーであれば無料で使えるのですが、残念ながら上記で説明させていただいた通りAndroid端末ではご利用いただけません。iPhone X以降のFace ID機能が付いていているiPhoneをお持ちの方はこれ一択と言っていいほどおすすめのモーションキャプチャです。
手のトラッキングはできないですが、遅延もほとんどなく、フェイストラッキングの精度がとても良いです。
録画方法は中央下にある撮影ボタンを長押しで録画できます。
vearの詳しい使い方はこちらをご覧ください
VIRTU(バーツ)
VIRTUはiPhoneだけでフェイストラッキングのみならず、手のトラッキングもできるモーションキャプチャです。
しかも手のトラッキングもできて無料で利用できます。
画質やトラッキング精度はvearに劣りますが、手を動かしたい人向けのモーションキャプチャになります。
録画方法は中央下にあるタグを「photo」から「video」に変えて録画できます。
VIRTUとvearどちらも一度インストールしてみて、自分に合ったほうを使用してみてください。
mocopi(モコピ)
mocopiは6つの小型センサーを頭、腰、両手首、両足首に装着して人の動きをデジタルデータ化してくれるモバイルモーションキャプチャです。
お値段は5万円未満で動きの精度も良く、遅延もほとんど感じないぐらい快適にトラッキングしてくれます。
モーションデバイスは大体10万円ほどするのに対して半分以下のお値段で購入できるのも魅力の一つです。
専用のアプリと連携させて使用できます。こちらはAndroidをお持ちの方でも利用できます。
ステップ4:動画を編集する
ステップ3でビデオ撮影ができたら次は動画の編集に入ります。
パソコンで動画編集をする際に多く使われているソフトは「Adobe Premiere Pro」ですが、月額3000円ほどでなかなか大きな出費だと思います。
なので価格もリーズナブルでしかも便利な機能付きのソフトを紹介させていただきます。
また、パソコンをお持ちでない方向けにスマホだけでできる動画編集アプリも併せて紹介させていただきます。
パソコンで動画編集する場合
vrew(ブリュー)
vrewはAI機能の付いたとても優秀な動画編集ソフトです。
動画編集で主に時間を費やす「字幕入れ」を、AIが音声を認識して自動生成してくれます。
また、テキストから動画を作成してくれたり、必要な画像を生成してくれたりもします。
無料で利用できますが、無料版だと使えるAIの音声分析や画像生成の数が少なめだったり、ウォーターマーク(vrewのロゴみたいなもの)が動画に付きます。
有料版で使い勝手がかなり良くなるのでyoutubeを本格的に始める方は有料版をおすすめします。
有料版はプランによりますが月額1000円前後で利用できます。
1000円前後でかなり動画編集が楽になるので有料版を使う価値は十分あります。
vrewはスマホ版もございますので、スマホをお持ちの方は検討してみてください。
スマホで動画編集する場合
vllo(ブロ)
vlloは直感的に動画編集が行えるので初心者にとっておすすめのアプリです。
操作がシンプルで使える機能も豊富です。
VTuberをするにあたって重要な「クロマキー合成機能」が付いているのもポイントが高いです。
僕も動画編集をする際、vlloを使用する比率は高めです。
金額も年間で1500円とかなりお得で、年契約をすると月額125円で利用することができます。
vlloはIOS、Androidどちらにも対応しています。
CapCut(キャップカット)
CapCutも上で紹介させていただいたvllo同様、直感的に動画編集ができる優れたアプリです。
僕の感想としてはvlloにAI機能が付き、更にオシャレな編集が可能といったイメージで、
AIによる自動キャプション機能、テキストから画像生成など、出来ることの幅が広いのが特徴です。
無料で使えますが、課金してPro版を使用すれば出来ることが増え、動画編集のクオリティも上がります。
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